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頑張る人ほど損をする会社で、あなたはまだ頑張りますか?

仕事を終えて帰る男性と、残業を評価される社員を見つめる夜のオフィス

定時にちゃんと仕事を終えてるのに、仕事が遅くて毎日遅くまで残っている人のほうが「頑張っている」と評価される。

早く仕事を終わらせると、すぐに次の仕事が振られる。

なのに仕事が遅い人は特に何も言われない。

もし、そんな会社で働いているなら、一度立ち止まって考えてみてください。

本当に間違っているのは、あなたの働き方でしょうか。

会社という生き物が存在するわけではありません。
会社を動かしているのは、一人ひとりの人間です。

そして、その方向を決めるのは上に立つ人間です。

だからこそ、頑張る人ほど損をする組織になっているのなら、まず疑うべきなのは、頑張っている人ではありません。

人を正しく評価し、正しく使えていない上の人間です。

この記事では、そんな組織の何がおかしいのかを考えながら、正しく頑張る人がどう生きるべきなのかを考え、そんな人に観てほしい映画やドラマをご紹介します。

01 頑張る人ほど損をする会社は、何がおかしいのか

上司が仕事に気づかない中、女性スタッフが電話で必死に謝る夜のオフィス

下が回らないから会社が回らないのではない。上が下を使えていないからである

会社で問題が起きると、「あの部署は仕事が遅い」「部下が使えない」と、下に原因を求めることがあります。

もちろん、本当に個人の能力に問題がある場合もあるでしょう。

しかし、組織全体がうまく機能していないのなら、もっと上を見る必要があります。

部下を配置する。

仕事を分担する。

優先順位を決める。

人を育てる。

成果を評価する。

これらを決めるのは、上に立つ人間です。

だから、部下が力を発揮できない状態が続いているなら、部下だけを責めるのはおかしい。

人を使える権限を持つ立場にいる人間が、人を使えていない可能性のほうが高いのです。

会社が悪いのではありません。

会社を構成する人間の判断が間違っているのです。

残業している人を「頑張っている」と評価してしまう上司

例えば、Aさんは毎日定時で帰ります。

仕事をサボっているわけではありません。

優先順位を考え、効率化できる仕事は効率化し、時間内に自分の仕事を終わらせています。

一方、Bさんは毎日遅くまで残っています。

仕事が遅く、同じ作業に時間がかかっているためです。

それなのに上司は、「Bさんはいつも遅くまで頑張っている」と評価する。

これは、Bさんが悪いという話ではありません。

評価する側の上司がおかしいのです。

長く働いたことと、価値のある仕事をしたことは同じではありません。

8時間かかっていた仕事を6時間で終わらせられるようになった人を評価する。

問題を見つけて、トラブルを未然に防いだ人を評価する。

自分だけで仕事を抱えず、周囲が動きやすい状態を作った人を評価する。

本来、見るべきものはこちらではないでしょうか。

仕事ができる人に仕事を投げ続ける上司

「この仕事は○○さんに任せれば大丈夫」これは一見すると、信頼の言葉です。

しかし、その結果として仕事のできる人にばかり仕事が集まり、できない人には仕事が与えられない。

そんな状態になっているなら、それは信頼ではありません。

上司が人を育てる仕事を放棄しているだけです。

できる人に任せる。これは必要な判断です。

しかし、本当に優秀な上司なら、そこで終わりません。

なぜその人は仕事ができるのかを考える。
そのやり方を周囲にも伝える。

できない人ができるようになる仕組みを作る。
そして、組織全体の力を底上げする。

これが「上に立つ人間」の本来の仕事です。

間違った上司の下では、正しい人間まで腐っていく

もっと怖いのは、ここからです。

最初は、「残業している人ばかり評価されるのはおかしい」と思っていた人でも、何年もその会社にいると、「この会社では残業しないと評価されない」と思うようになります。

さらに自分が上司になったとき、「部下が遅くまで残っている。頑張っているな」と、自分も同じ評価を始めてしまう。

こうして、間違った価値観が次の世代へ受け継がれていきます。

だからこそ、染まってはいけません。

周りが間違っているからといって、自分まで間違う必要はないのです。

▼ポイント

  • 会社を動かすのは、そこにいる人間です
  • 人を使えない責任まで部下に押し付けてはいけません
  • 間違った評価基準は、組織の文化になってしまいます

02 正しく頑張っている君は、間違っていない

仕事を終えてオフィスを振り返る男性と、夜も働き続ける同僚たち

定時で帰ることは、仕事をサボることではない

「定時で帰る=仕事に対する意識が低い」

そんな考え方が残っている職場があります。

でも、少し考えてみてください。

決められた時間の中で仕事を終わらせる。

これは本当に悪いことでしょうか。

むしろ、会社が求めるべきなのは、できるだけ長く働く人ではなく、限られた時間で成果を出せる人です。

もちろん、仕事によっては残業が必要な日もあります。

大切なのは、残業そのものを悪者にすることではありません。

「何時間働いたか」だけで、人間の価値を決めないことです。

評価すべきなのは、頑張った時間ではなく仕事の価値

間違った評価と、本来あるべき評価を並べてみると分かりやすいでしょう。

間違った評価本来あるべき評価
残業時間が長い時間内に成果を出した
忙しそうにしている問題を解決した
仕事を抱えている周囲に仕事を渡せる
上司の指示に従う自分で考えて判断する
失敗しない失敗から改善できる
自分だけ成果を出す周囲の成果も高める

もちろん、すべての仕事をこの表だけで評価できるわけではありません。

それでも、考え方として大きな違いがあります。

「どれだけ頑張ったように見えるか」ではなく、「何を生み出したか」を見る。

それが、本来の評価ではないでしょうか。

周りがおかしいからといって、自分までおかしくなる必要はない

会社に長くいると、「これが普通なのだ」と思うようになります。

毎日残業する。
上司の顔色を見る。
仕事のできる人に仕事を集める。
失敗を恐れて誰も判断しなくなる。
効率化すると仕事を増やされる。

そんな環境に慣れてしまうと、いつの間にかそれを「会社員とはそういうものだ」と受け入れてしまいます。

でも…

みんながやっていることと、正しいことは別です。

あなたが「何かおかしい」と感じているなら、その違和感を捨てないでください。

それは、あなたがまだ、その会社の間違った価値観に染まっていない証拠かもしれません。

03 だったら、正しい人間が上に立てばいい

誰も座っていない社長室の豪華な椅子と机、窓の向こうに広がる街並み

正しい人間が、会社を去る必要はない

ここまで読んで、「そんな会社なら辞めればいい」と思った人もいるでしょう。

もちろん、心身を壊してまで残る必要はありません。

環境を変えることも、立派な選択です。

でも、それだけが答えではありません。
もしあなたがまだ戦えるのなら。

もし、自分の仕事に誇りを持っているのなら。

正しい人間が会社を去るのではなく、正しい人間が上に立つという選択肢もあります。

評価される側から、評価する側へ。

指示される側から、指示する側へ。

誰かに会社を変えてもらうのではなく、自分が会社を変えられる立場になる。

そんな考え方があってもいいはずです。

上に立つとは、人を支配することではない

ただし、上に立つことを「偉くなること」と勘違いしてはいけません。

役職が上がったから偉いわけではありません。

上司になったから、部下より優れているわけでもありません。

むしろ逆です。

上に立つほど、自分一人の判断が多くの人間に影響します。

だから必要なのは、

人を見る力。
任せる力。
判断する力。
責任を取る力。

そして、自分より優秀な人間を正しく評価する力です。

上司の仕事は、自分が一番仕事のできる人間になることではありません。

部下が力を発揮できる最高の環境を作ることです。

「自分が正しい」だけでは、正しい上司にはなれない

ここは、これから上に立とうとする人ほど覚えておきたいことです。

自分の考えが正しい。

だから部下も自分と同じようにやるべきだ。

これでは、今まで批判してきた上司と何も変わりません。

本当に必要なのは、自分が正しい答えを持つことではなく、部下が正しく判断できる環境を作ることです。

自分より優秀な部下がいたら、その人を認める。

自分とは違う方法で成果を出す人がいたら、その方法を知ろうとする。

失敗した部下を責めるだけではなく、なぜ失敗したのかを一緒に考える。

それができて初めて、「上に立つ」という言葉に意味が生まれます。

04 正しい人間が上に立ったら、会社は変わる

ここからは、映画やドラマを通して考えてみましょう。

今回選びたいのは、単純な「仕事ができる主人公」ではありません。

間違った環境の中でも、自分の信じるものを捨てず、人や組織を動かしていく人物を描いた作品です。

『空飛ぶタイヤ』

工場の前で決意を胸に立つ男性と、彼を見守る社員たち
間違いを見つけた人間は、声を上げなければならない

『空飛ぶタイヤ』は、組織の上層部が何を守ろうとするのか、そして現場の人間が何を信じるべきなのかを考えさせられる作品です。

トレーラーの脱輪事故をきっかけに、運送会社社長の赤松が大企業の問題へ立ち向かっていきます。松竹の公式情報でも、作品は「大企業の抱える巨大な闇」を描く社会派作品として紹介されています。

この作品で考えたいのは、「上が決めたことだから正しい」と思考停止してはいけないということ。

組織の中で立場が上だから正しいわけではありません。

むしろ、上にいる人間ほど、自分の判断が誰かを傷つけていないかを考える責任があります。

「おかしい」と思った人間が、その違和感を捨てない。

この作品には、そんな強さがあります。

『マネーボール』

野球場を見つめながら選手の可能性を分析するスカウト風の男性
古い評価基準を疑うことから、組織は変わる

『マネーボール』は、今回の記事との相性が非常に良い作品です。

主人公ビリー・ビーンは、従来の野球界で当然とされていた選手評価に疑問を持ち、データを使ってチーム作りを変えようとします。

Prime Videoの作品情報でも、選手からフロントへ転身し、アスレチックスのゼネラルマネージャーとなった人物として紹介されています。

ここで重要なのは野球の話ではありません。

「昔からそうしているから」という理由だけで、評価基準を疑わなくなっていないか。

という話です。

会社にも同じようなことがあります。

「残業している人が頑張っている」

「上司の言うことを聞く人が優秀」

「忙しい人ほど重要な仕事をしている」

本当にそうでしょうか。

評価する側が基準を変えれば、組織の結果も変わります。

だからこそ、上に立つ人間には「今までの常識を疑う力」が必要なのです。

『半沢直樹』

理不尽な状況に立ち向かうスーツ姿のビジネスマン
間違っていることに、間違っていると言えるか

「倍返し」で知られる作品ですが、今回見るべきなのは復讐劇としてではありません。

組織の中で、誰が責任を取るのか。

そして、上の人間が間違った判断をしたとき、下にいる人間はどうするのか。という部分です。

TBS公式サイトでも、組織の中で上層部と対峙する半沢の姿が描かれています。

もちろん、現実の会社で半沢のように振る舞えばいい、という話ではありません。

大切なのは、「上司だから正しい」という考えを捨てること。

立場ではなく、判断の中身を見ることです。

そして、いつか自分が上に立ったときには、部下から正しい指摘を受けられる人間でいること。

そこまで考えて見ると、このドラマの見え方は変わります。

『インビクタス/負けざる者たち』

指導者が選手の肩に手を添え、チームを励ますラグビー場の光景
上に立つ人間は、人を動かす前に人を理解する

『インビクタス/負けざる者たち』で描かれるのは、会社ではありません。

しかし、リーダーとは何をする人間なのかを考える作品として非常に優れています。

ネルソン・マンデラが、対立の残る南アフリカでラグビー代表チームを国の和解と団結の象徴として利用していく物語です。Prime Videoの公式作品情報でも、その背景が確認できます。

マンデラがやっているのは、「俺についてこい」と命令することではありません。

人を理解する。

相手が何を大切にしているのかを見る。

そして、その人たちが自分から動きたくなる環境を作る。

これこそ、上に立つ人間の仕事ではないでしょうか。

『エリン・ブロコビッチ』

資料に囲まれた机で真実を追う女性と、調査を見守る同僚たち
立場がなくても、正しいと思ったことを貫ける

最後に紹介したいのは、会社の上に立つ人間の物語ではありません。

むしろ、組織の中で強い立場を持っていない人間が、自分の目で問題を見つけ、巨大企業に立ち向かっていく作品です。

実話をもとにした物語で、ジュリア・ロバーツ演じるエリンが企業による環境汚染の実態に迫ります。Prime Videoでも作品情報が掲載されています。

この作品から受け取ってほしいのは、「自分には権限がないから何もできない」と最初から諦めないことです。

もちろん、組織を変えるには権限が必要な場面もあります。

だからこそ、必要なら自分がその立場を目指せばいい。

今の自分に足りないものがあるなら、身につければいい。

それでも譲れないものがあるなら、胸を張って守ればいい。

そんな勇気をもらえる作品です。

05 頑張る人が正しく報われる会社を、自分たちでつくる

上司に認められ、笑顔で協力しながら仕事に取り組む社員たち

頑張った時間ではなく、仕事の価値を評価する

もし、あなたがいつか人を評価する側になったら、まず、残業時間だけで人を見ないでください。

定時で帰った部下がいたら、「もう帰ったのか」ではなく、「今日の仕事は終わったのか」を見てください。

そして終わっているなら、それを認めてください。

仕事を早く終わらせることは、悪いことではありません。

効率化によって生まれた時間は、その人の能力です。

仕事ができる人だけに仕事を集めない

仕事ができる人に仕事を任せる。それ自体は悪くありません。

しかし、それだけでは組織は強くなりません。

できる人がなぜできるのかを分析する。
その方法を周囲に伝える。
仕事を任せられる人を増やす。

一人の優秀な人間に依存する会社より、普通の人間が力を発揮できる会社のほうが強い。

それを作ることこそ、上司の仕事です。

自分より優秀な人間を、喜んで上に送り出せる人になる

これは簡単ではありません。

自分より仕事ができる部下。
自分より判断が早い部下。
自分より人望がある部下。

そんな人間が現れたとき、嫉妬する人もいるでしょう。

でも、そこで自分の立場を守ろうとしてはいけません。

自分より優秀な人間を育てられたことこそ、自分の仕事の成果です。

その人間がさらに上へ行くなら、背中を押せばいい。

そうやって優秀な人間が次々と上に立てば、会社は変わります。

06 まとめ

朝の会社前で空を見上げ、迷いのない表情を見せるスーツ姿の男性
さぁ、胸を張れ。君は間違っていない

頑張る人ほど損をする会社がある。

でも、その原因を「頑張っている人」に押し付けてはいけません。

会社という生き物が、人を悪くしているわけではありません。

会社を動かしている人間が、間違った評価をしているのです。

残業時間だけを見て人を評価する。

仕事のできる人に仕事を集中させる。

できない人を育てない。

上司の言うことに従う人だけを評価する。

そんな状態が続けば、正しく頑張る人ほど疲れてしまいます。

だから、絶対に染まらないでください。

周りがおかしいからといって、あなたまでおかしくなる必要はありません。

定時に帰っていい。

効率よく仕事をしていい。

正しいと思うことを、正しいと言っていいのです。


そして、もしまだ戦えるのなら、評価される側で終わるな。評価する側に立て。

人を正しく評価できる人間になれ。

自分より優秀な人間を育てろ。

頑張っている人間が、頑張った分だけ報われる会社を作れ。

いつか、あなた自身がその会社を支える側になればいいのです。

さぁ、胸を張れ。あなたは間違っていない。戦うんだ。

07 おすすめの動画配信サービス

さまざまな年代やジャンルのドラマが映るブラウン管テレビが不規則に並んだレトロな空間
Amazon Prime Video

映画・ドラマを日常的に見る人にとって使いやすく、今回のような仕事・組織・人生を考えさせる作品を探す入口として相性が良いサービスです。

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もう一度、別の作品を探したい人へ

今回の記事で紹介した作品を見て、「仕事について考えさせられる映画を、もう少し探してみたい」と思った方は、Rare Chronicleの映画・ドラマ記事も覗いてみてください。

仕事に疲れた夜に見る作品と、出世や評価に疑問を持ったときに見る作品では、刺さる映画も変わります。

会社そのものに疲れているなら

今すぐ何かを決断する必要はありません。

まず一本の作品を見て、自分が何に違和感を持っているのかを考えてみてもいいと思います。

出世や評価そのものに疲れているなら

競争から降りることを考えるのではなく、自分にとって何が大切なのかを見つめ直したい人に向いています。

そして、仕事だけでなく、この先の人生そのものが不安になっているなら、

もあります。

本記事はプロモーションが含まれている場合があります

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