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本を読まなくなった大人へ|また読みたくなる映画・ドラマ10選

休日の昼、ソファでスマホを使って読書を楽しむ女性

大人になると、本を読む時間が少なくなります。

仕事や家事に追われ、休日はスマホを眺めているうちに終わってしまう。

昔はあれほど本を読んでいたのに、気がつけば本屋にも行かなくなってしまった。

それに、文庫本の小さな文字を長く読むと疲れるようになった。

そんな人もいるのではないでしょうか。

それでも、映画やドラマなら今でもたくさん観る。

そして、面白い作品に出会うと「この先も知りたい」と思うことがありますよね。

実は、そんなときこそ読書を再開する良いきっかけになります。

映画やドラマになった物語の中には、映像化されたのは原作の一部だけという作品があります。

その先の物語が小説に残っていることもあれば、映像では描かれなかった事件や登場人物の心の内側が、原作ではたっぷり描かれていることもあります。

この記事では、そんな作品を中心に、観終わったあとに「また本を読んでみようかな」と思える映画・ドラマを紹介します。

01 本は、映画やドラマとは違う楽しみ方ができる

歴史ある海外の図書館に置かれた重厚な革装丁の一冊の本

映画やドラマには、映像だからこそ伝わる魅力があります。

俳優の表情。
声。
音楽。
風景。
その場にいるような臨場感。

だからこそ、好きな作品は何度でも観たくなります。

一方で、本には本にしかない魅力があります。

映画では描かれなかった物語が、本には残っている

映画やドラマには、放送時間や上映時間があります。

そのため、原作に書かれているすべてを映像にすることはできません。

登場人物の細かな心理や、物語の途中で起きていた出来事が省かれることもあります。

そして中には、そもそも映像化されていない原作そのものが残っている作品もあります。

「ドラマは全部観たから、もうこの物語は終わった」

と思っていたら、実は小説にはまだ知らない話がたくさんあった。

これは、読書を始める理由としてかなり面白いと思います。

本には、書き手の言葉がそのまま残っている

映画では、俳優が登場人物の感情を表現します。

本では、作者が言葉でその人物の心を描きます。

同じ場面でも、

「この人は、なぜこんなことを言ったのだろう」

「本当は何を考えていたのだろう」

という部分まで、自分のペースで読むことができます。

映画を観てから原作を読むと、登場人物の顔や声を思い浮かべながら文章を追える。

これは、何も知らない状態で本を読むのとは少し違った楽しさがあります。

本を開くと、いつもの世界から少し離れられる

本を読んでいる間だけ、自分の日常から少し離れる。

知らない町へ行くこともできる。

誰かの人生を追うこともできる。

自分とはまったく違う考え方に触れることもできる。

忙しい毎日を送っている大人にとって、これは意外と大切な時間なのかもしれません。

だから、昔のように毎月何冊も読む必要はありません。

「また本を読んでみようかな」

そう思える一冊に出会えれば、それだけでも十分です。

02 また本が読みたくなる映画・ドラマ10選

今回は、単に「本が登場する映画」を選んでいません。

  • 映像の続きが原作にある
  • 映像化されていない物語が原作にある
  • 原作を読むことで人物をもっと深く知れる
  • 映画やドラマを観た人だからこそ楽しめる

という作品を中心に選びました。

1.『 半沢直樹 』

理不尽な状況に立ち向かうスーツ姿のビジネスマン
ドラマの続きを、小説で追いかけたくなる

「半沢直樹」といえば、堺雅人さん演じる半沢直樹を思い浮かべる人も多いでしょう。

2013年のドラマでは『 オレたちバブル入行組 』『 オレたち花のバブル組 』、2020年の続編では『 ロスジェネの逆襲 』『 銀翼のイカロス 』が原作になっています。

そして、ここが今回の記事で伝えたいところです。

「半沢直樹の物語は、ドラマだけではありません」。

原作シリーズには、映像化された4作品だけでなく、『 半沢直樹 アルルカンと道化師 』もあります。

つまり、ドラマを観て「半沢直樹、面白かったな」と思った人は、もう一度小説でその世界に戻ることができます。

しかも、仕事を経験した大人になってから読むと、銀行員たちの立場や組織の事情など、若い頃とは違う部分が気になるかもしれません。

「本を読むために新しい作品を探す」のではなく、昔夢中になったドラマの世界に、もう一度入ってみる。

そんな読書の始め方もあります。

2.『 下町ロケット 』

困難な課題に向けて作戦を練る技術者たちのチームミーティング
ドラマの先にある物語まで、小説で読みたくなる

阿部寛さん演じる佃航平と、佃製作所の挑戦を描いた『 下町ロケット 』。

2015年のドラマに続き、2018年には『 下町ロケット ゴースト 』『 下町ロケット ヤタガラス 』を原作とした新シリーズが放送されました。

この作品の面白いところは、小説のシリーズそのものが続いていることです。

「ドラマを観て面白かった」で終わらせず、原作を手に取れば、佃製作所の世界をさらに長く楽しめます。

仕事をしていると、思い通りにならないことも増えてきます。

それでも自分の仕事に誇りを持ち、技術や夢を追い続ける人たちを見ると、もう一度物語の中に入りたくなる。

そんな気持ちを読書につなげてくれる作品です。

3.『 ガリレオ 』

白衣の科学者が研究室で謎を考察するように思索している姿
湯川学には、まだ読んでいない事件がたくさんある

今回、ぜひ入れたかった作品です。

福山雅治さんが演じる湯川学を知っている人なら、映画『 容疑者Xの献身 』『 真夏の方程式 』などを思い浮かべるでしょう。

ところが原作の「ガリレオ」シリーズを見てみると、『 探偵ガリレオ 』『 予知夢 』『 ガリレオの苦悩 』『 聖女の救済 』『 虚像の道化師 』『 禁断の魔術 』『 沈黙のパレード 』など、物語はずっと広がっています。

さらに2026年にはシリーズ最新長編『 永遠の記憶 』も刊行されています。

つまり、

「ガリレオは映画やドラマで観たから知っている」

と思っていた人も、実はまだ知らない湯川学に出会えます。

これは本を読みたくなる理由として、かなり強いと思います。

しかも原作には、ドラマでおなじみの決め台詞や人物像について、映像版とは違った描写もあります。

「湯川先生、もっと見たい」

と思ったなら、次は小説で会いに行く。

そんな読み方ができます。

4.『 新参者 』

川沿いの街並みを歩くスーツ姿の刑事が静かに周囲を見つめる姿
加賀恭一郎の人生を、もっと長く追いかけたくなる

阿部寛さんが演じた刑事・加賀恭一郎。

『 新参者 』から始まり、『 赤い指 』『 麒麟の翼 』『 祈りの幕が下りる時 』などへと映像作品が展開されました。

しかし、加賀恭一郎はもともと東野圭吾さんの小説に登場する刑事です。

映画『 祈りの幕が下りる時 』は、加賀恭一郎シリーズ10作目の映画化作品。

しかもこの作品では、事件だけでなく、加賀の母親にまつわる過去や、なぜ加賀が日本橋署にいるのかまで描かれています。

映像作品を観て「加賀という人物が気になる」と感じた人なら、原作シリーズを最初から追いかけていく楽しみがあります。

一つの映画を観終わって終わりではなく、そこから別の本へ進める。

シリーズものは、読書を再開する入口として意外と優秀です。

5.『 ストロベリーナイト 』

夜の事件現場で捜査にあたる女性刑事と警察官たち
姫川玲子には、映像化されていない物語がまだある

竹内結子さん主演のドラマや映画、二階堂ふみさん主演の『 ストロベリーナイト・サーガ 』を観た人なら、姫川玲子という刑事を知っているでしょう。

でも、原作の「姫川玲子シリーズ」は、そこでは終わりません。

2026年にはシリーズ第10作となる『 マリスアングル 』も刊行されています。

公式サイトには、『 ストロベリーナイト 』から『 ソウルケイジ 』『 シンメトリー 』『 インビジブルレイン 』『 ブルーマーダー 』『 インデックス 』『 ルージュ 硝子の太陽 』『 ノーマンズランド 』『 オムニバス 』『 マリスアングル 』までの作品が並んでいます。

映画やドラマを観て、「姫川玲子、もっと見たい」と思ったなら、小説にはまだたくさんの事件が残っています。

しかも、映画『 ストロベリーナイト 』の原作はシリーズ第4作『 インビジブルレイン 』。

映像作品を入口にすれば、そこから原作シリーズへ戻っていくこともできます。

「最近、本を読んでいない」という人にこそ、好きなキャラクターを入口にして読む方法を試してほしい作品です。

6.『 ビブリア古書堂の事件手帖 』

古書が並ぶ店内で古い本を静かに読む眼鏡をかけた女性
本そのものに、人の人生が残っていることを感じられる

ここからは、少し違うタイプの作品です。

『 ビブリア古書堂の事件手帖 』は、鎌倉の古書店を舞台に、古書にまつわる謎を解いていく物語。

2013年にテレビドラマ化され、2018年には実写映画化されています。

この作品が今回のテーマに合う理由は、「本そのもの」が物語の中心にあることです。

一冊の古い本。

そこに残された文章。

それを大切にしてきた人。

本を読むということは、文字を読むだけではなく、その本に関わった人の時間まで受け取ることなのだと思わせてくれます。

最近、本屋に行かなくなった人にもおすすめしたい作品です。

観終わったあと、久しぶりに古本屋を覗いてみたくなるかもしれません。

そして原作シリーズを読み始めれば、映画とは違う形で「本と人」の物語をさらに楽しめます。

7.『 リバース 』

湖畔で物思いにふける男性と遠くを見つめる男女たち
ドラマではなく、小説だからこそ確かめたい気持ちがある

湊かなえさんの『 リバース 』を原作にしたTBSドラマ。

平凡なサラリーマンだった深瀬和久のもとに、ある告発文が届いたことから物語が動き出します。

この作品の魅力は、事件の謎だけではありません。

「親友は自分のことを本当はどう思っていたのか」

「自分は何を知らなかったのか」

という、人間関係の奥にある部分です。

映像では俳優の表情や演技によって感じるものがあります。

一方で原作小説なら、登場人物の言葉や心の動きを自分のペースで追える。

ドラマを観て「この人は本当は何を考えていたんだろう」と気になった人には、原作を読む意味があります。

「結末を知っているから読む意味がない」ではありません。

むしろ結末を知っているからこそ、そこへ向かう人物の気持ちをもう一度追いかけられます。

8.『 夜行観覧車 』

夜の街を見つめる女性と遠くに輝く観覧車
映像で見た家族を、原作の言葉でもう一度見つめる

鈴木京香さん、石田ゆり子さんらが出演したTBSドラマ『 夜行観覧車 』。

原作は湊かなえさんの同名小説です。

高級住宅街で起きた事件をきっかけに、二つの家族の関係や、それぞれが抱えていたものが描かれていきます。

ドラマを観た人なら、ストーリーそのものは知っているかもしれません。

それでも原作を読むと、

「この人は、こんなことを考えていたのか」

という別の見え方が生まれます。

映像では俳優の表情から受け取っていた感情を、今度は文章で追ってみる。

同じ物語を別の入り口からもう一度楽しめる作品です。

「昔ドラマを観たけど、今なら原作を読んでみてもいいかもしれない」。

そんな大人の読書にも向いています。

9.『 フリーター、家を買う。』

夕暮れの住宅街で空を見上げるリュック姿の若い男性
大人になった今だからこそ、原作を読み直したくなる

二宮和也さん主演でドラマ化された『 フリーター、家を買う。 』。

原作は有川浩さんの小説です。

仕事を辞め、何となく毎日を過ごしていた主人公が、家族の問題をきっかけに少しずつ変わっていく物語。

ドラマを観た当時と、今の自分。

年齢や仕事、家族との関係が変わっていれば、同じ物語でも感じ方は変わります。

昔は主人公に感情移入していたのに、今度は親の立場が気になる。

仕事を始めた頃には分からなかったことが、社会人として経験を重ねると見えてくる。

本は、読む時期によって感想が変わる。

それも大人になってから読書を再開する面白さです。

この作品は、昔観たドラマをもう一度思い出すきっかけとしても使えます。

10.『 マイ・ニューヨーク・ダイアリー 』

本を抱えてニューヨークの街を歩く若い女性と書店の街並み
映画を観たあと、文学の世界にもう一歩入ってみたくなる

最後は海外作品から一つ。

『 マイ・ニューヨーク・ダイアリー 』は、ニューヨークの文学エージェンシーを舞台に、作家を目指す女性が文学の世界に触れていく物語です。

これまで紹介してきた作品とは少し違い、

「映像の続きを原作で読む」

というより、本を書く人、本を届ける人、本を読む人がいる世界そのものに興味を持たせてくれる映画です。

本が生まれる場所には、作家だけでなく、編集者やエージェント、読者など、たくさんの人が関わっています。

映画を観ているうちに、

「この作家の本を読んでみたい」

「久しぶりに小説を開いてみたい」

と思えてくる。そんな作品です。

本を読むことから離れていた人に、もう一度「文学って面白い」と思わせてくれる入口として紹介したい一作です。

03 今回紹介した映画・ドラマを観るなら、まずここ

Amazon Prime Video

ここまで読んで、「久しぶりに観てみようかな」と思った作品があれば、まずは配信状況を確認してみましょう。

Amazon Prime Videoで観たい作品を探す

Prime Videoでは、映画やドラマを見放題で楽しめるほか、作品によってレンタル・購入という方法もあります。

つまり、今回紹介した作品がすべて同じ条件で観られるわけではありません。

「見放題に入っているか」「レンタルなのか」を作品ごとに確認するのが確実です。

また、スマートフォンやタブレット、パソコンなどさまざまな端末で視聴できます。

まずは観たい作品を検索してみる。

それで十分です。

→ 公式サイト【Amazon Prime Video】


今回紹介した作品をどこで観られるのか、動画配信サービスをまとめて比較したい場合は、こちらも参考にしてください。

04 本を読みたくなったら、まずKindleでいい

ソファで電子書籍を読む女性と手元の電子書籍リーダー

映画やドラマを観て、「この続きが読みたい」「原作ではどうなっているんだろう」と思ったら、次は本です。

でも、久しぶりの読書には一つ問題があります。

本を買いに行くのが面倒。

そしてもう一つ。

昔より文字が見えにくい。

そんな人には、電子書籍という選択肢があります。

スマホで読めるから、本屋に行かなくてもいい

今回おすすめしたいのは、まずKindleです。

Kindleなら、スマートフォンやタブレット、パソコンなどで本を読めます。

本を買うために本屋へ行く必要もありません。

読みたいと思ったときに購入して、そのまま読み始められます。

何より、大人になってからの読書では、「本を読む環境を自分に合わせられる」ことが大きなメリットです。

「文字が見えなくなって本を読まなくなった」なら、電子書籍がオススメ

紙の文庫本を開いて、「文字が小さいな」と思ったことはありませんか。

昔は普通に読めたのに、最近は長時間読むと疲れる。

本を読むこと自体が嫌いになったわけではない。ただ、以前と同じ読み方が少しつらくなった。

それなら、読み方を変えてみるのも一つの方法です。

Kindleでは、テキストのサイズやフォント、レイアウト、余白、背景色などを調整できます。

つまり、「この文字サイズなら読める」というところまで、自分で調整できます。

これは電子書籍のかなり大きなメリットです。

紙の本が読みにくくなったからといって、読書そのものを諦める必要はありません。

実はKindle Unlimitedは必須ではない

ここは意外と知られていないところです。

「Kindleって月額料金がかかるんでしょ?」と思っている人もいるかもしれません。

実際には、Kindle Unlimitedという月額制の読み放題サービスがあります。

ただし、Kindleで本を読むためにKindle Unlimitedへ加入する必要はありません。

読みたい本を1冊ずつ購入して読むこともできます。

たくさんの本を読む人ならKindle Unlimited。

まず気になった一冊だけ読みたい人なら、通常のKindle本を1冊購入する。

そんな使い分けで十分です。

読書を再開するために、いきなり月額サービスへ申し込む必要はありません。

まず一冊。

それでいいと思います。

→ 公式サイト【Kindle】

05 まとめ

カフェでコーヒーを飲みながらスマホで読書を楽しむ眼鏡の女性と置かれた本
映画をきっかけに、また本を開いてみる

大人になると、本を読む時間は少なくなります。

仕事や家事があり、スマホもあり、本屋へ行く機会も減っていく。

さらに、以前より小さな文字が読みづらくなったり、長時間の読書が疲れたりすることもあります。

だからといって、本を読むことを終わりにしなくてもいいのではないでしょうか。

映画やドラマをきっかけに、もう一度本を開く方法があります。

「この作品、面白かったな」と思ったら、原作を調べてみる。

「まだこんな物語が残っているんだ」と知ったら、その一冊を読んでみる。

紙の本が読みづらければ、スマホで文字を大きくして読む。

Kindleなら、文字サイズやフォントなども自分に合わせて調整できます。

読書は、昔と同じ方法で続けなくてもいい。
今の自分に合った読み方で、もう一度始めればいい。

まずは気になった映画を一本。
そして、その物語の続きを一冊。

そんなところから、また本を読む時間を取り戻してみてください。

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