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外食が出来なくなる今こそ、自炊を楽しむ大人になる

スーツ姿の男性がエプロン姿で楽しそうに料理をするキッチン

仕事帰りに好きな店へ立ち寄り、好きな料理を注文する。

休日には少し贅沢なランチを楽しむ。

そんな当たり前だった外食が、少しずつ変わってきました。

物価が上がり、外食だけでなく、コンビニ弁当やスーパーの惣菜まで「気軽に買える食事」とは言いにくくなっています。

さらに最近では、海外で食品の安全性をめぐるニュースも相次ぎました。

では、これから私たちは何を食べていけばいいのでしょうか。

その答えのひとつが、自炊です。

自炊は単なる節約になるだけではなく、たくさんのメリットがあります。

自分が何を食べるのかを自分で選び、料理そのものを楽しむ。

そして大人になってから始める、新しい趣味にもなります。

この記事では、外食や食品の安全性について考えながら、最後は「料理って、意外と面白いかもしれない」と思えるところまで、一緒に考えてみたいと思います。

01 外食が出来なくなる?私たちの「食」が変わっている

仕事帰りの女性が定食屋のメニューを見て悩んでいる

外食だけではない。弁当や惣菜も「気軽な食事」ではなくなった

外食が高くなった。
これは多くの人が実感していることでしょう。

しかし、考えてみると影響を受けているのは外食だけではありません。

コンビニの弁当。

スーパーの惣菜。

冷凍食品。

レトルト食品。

忙しい日に頼りになる食品も、以前ほど「安くて便利」とは言い切れなくなっています。

もちろん、こうした食品が悪いわけではありません。

忙しい日には非常にありがたい存在です。

私自身も、すべての食事を自炊しなければならないとは思いません。

ただ、「買って食べる」という選択肢に、以前よりお金がかかるようになった。

これは無視できない変化ではないでしょうか。

だったら、自分で作ってみる。
そう考えるのは、決して極端なことではありません。

むしろ今の時代だからこそ、自炊を覚える意味は以前より大きくなっているのかもしれません。

中国で発覚した食品問題から、私たちが考えたいこと

2026年8月、中国・河北省で、白菜をホルムアルデヒドを含む溶液に浸して出荷していた業者が確認されたと報じられました。

地元当局は、鮮度を保つための違法行為だったとしています。

厚生労働省が中国政府に確認したところ、問題となった白菜は日本へ輸出されていないことも確認されています。

さらに9月には、中国・広東省清遠市で、タケノコを硫黄の煙でいぶして出荷する違法な加工が行われていたことが確認されたと報じられました。

こちらも現地当局が調査し、違法加工に使われた原料などを押収しています。

もちろん、ここから「中国産の食品はすべて危険だ」と考えるのは話が飛びすぎています。

今回報じられたのは、あくまで一部の業者による違法行為です。

ですが見つかったのも、ほんの一部であることも間違いありません。

むしろ私たちが考えたいのは、「自分が毎日食べているものを、どこまで知っているだろう?」ということではないでしょうか。

産地。

原材料。

加工方法。

保存方法。

そして、食品に何が使われているのか。

むしろ飲食店のほうが、安く提供するために輸入食材にほとんど頼っています。

食事は毎日繰り返すものだからこそ、少しだけ立ち止まって考えてみるべきだと私は思うのです。

02 毎日食べるものだから、食品添加物について考えてみる

弁当や惣菜、おにぎり、パン、冷凍食品などが並ぶ食卓

コンビニ・弁当・惣菜・冷凍食品… 毎日の食事を振り返る

例えば、こんな食生活を想像してみてください。

朝はコンビニのパン。

昼はコンビニ弁当。

夜はスーパーの弁当や惣菜。

疲れている日は冷凍食品やレトルト食品。

休日はすべて外食。

決して珍しい食生活ではありません。

そして、食品添加物も私たちの食生活から完全に切り離すことはできません。

保存性を高めたり、品質を安定させたり、味や色を調整したりするために、さまざまな食品添加物が利用されています。

厚生労働省も、実際に販売されている食品を購入して含まれる食品添加物を分析し、平均的な食品摂取量から一日当たりの摂取量を推計する「マーケットバスケット方式」の調査を行っています。

これまでの調査では、安全性上問題ないことが確認されています。

ですが個別の添加物ごとに安全性が確認される一方で、複数の添加物を同時に、あるいは長期間組み合わせて摂取したときの影響については確立した評価手法がまだありません。

ここで大切なのは、「食品添加物=危険」と単純化しないことです。

ただし、別の視点もあります。
私たちは一日に何回、食事をするでしょうか。

1日3食なら年間1,095回。

10年なら10,950回。

30年なら32,850回です。

もちろん、これは食品添加物の量を表す数字ではありません。

しかし、人間は年齢と共に、添加物が体から排出される期間が長くなっていくのだそうです。

つまり、毎日食べるということは、それだけ体に積み重なっていくということです。

だからこそ、一度くらい自分の食生活を振り返ってみてもいいのではないでしょうか。

「すべて危険ではない」からこそ、自分の食事を考えてみる

食品添加物は、すべてが危険なものではありません。

安全性について評価され、使用基準などが定められているものもあります。

では、それなら何も考えなくていいのでしょうか。

私は、そこも一度考えてみていいと思います。

「安全基準を満たしている」という話と、「自分は毎日何を食べているのか」という話は、同じではないからです。

例えば、スーパーで買った惣菜の裏側を見る。

パンの原材料表示を見る。

冷凍食品の表示を見る。

今まで何となく食べていたものに、どんな原材料が使われているのかを確認してみる。

それだけでも、食事に対する見方は少し変わるかもしれません。

大切なのは、怖がることではなく、自分で知ること。

そして、知ったうえで、

「これは気にしない」

「これはなるべく避けよう」

「今日は自分で作ってみよう」

と選べることではないでしょうか。

03 食品添加物と癌について、あなたはどう考えますか?

研究員が行き交う現代的ながん研究施設の外観

「癌になった理由」を私たちはどこまで知っているのか

こは、非常に慎重に考えたいところです。

「食品添加物が癌を引き起こす」と断定することはできません。

一方で、「食品添加物と癌は絶対に無関係だ」と個人の人生についてまで言い切ることも、簡単ではありません。

国立がん研究センターによれば、日本人のがんの発生には、喫煙、飲酒、食生活、身体活動、体重、感染など、複数の要因が関係しているそうですが、答えが曖昧すぎると思いませんか?

つまり、がんという病気を「これが原因だった」と特定の要素だけで説明できないのです。

だからこそ、「食品添加物と癌は、本当に無関係と言い切れるのか?」

という問いについても、簡単な答えを出すのではなく、分かっていることと分からないことを分けて考える必要があります。

そして、これは食品添加物だけの話ではありません。

自分が何を食べているのか。
どんな食生活を続けているのか。

そうしたことを考えるきっかけにする。
それだけでも意味があるのではないでしょうか。

04 だからこそ、自炊を始めてみる。料理は大人の趣味になる

仕事帰りにスーパーで新鮮な野菜を選んでいる男性

自炊なら、自分で食べるものを選べる

ここまで読んで、「じゃあ、何を食べればいいんだ?」と思った人もいるかもしれません。

そこで、自炊です。

自炊なら、使う食材をすべて自分で選べます。

野菜を選ぶ。

肉を選ぶ。

魚を選ぶ。

調味料を選ぶ。

味付けも自分で決める。

食べる量も調整できます。

もちろん、自炊をすれば必ず健康になるわけではありません。

塩分を入れすぎることもあります。

脂っこい料理を作ることもあります。

野菜をほとんど使わない日もあるでしょう。

それでも、自分で作れば、「何を入れたのか」を自分自身が把握できます。

これは外食や出来合いの食品とは違う、自炊ならではのメリットです。

そしてもう一つ、自炊には意外な魅力があります。

料理そのものが、かなり面白いのです。

料理は30代・40代からでも始められる大人の趣味

料理というと、「家事だから面倒」と思う人もいるでしょう。

確かに、毎日やれば面倒な日もあります。

しかし、趣味として考えると少し見方が変わります。

スーパーで珍しい食材を探す。

いつもと違う調味料を買ってみる。

肉の焼き方を研究する。

カレーを何度も改良する。

自分だけのソースを作る。

休日に時間をかけて煮込み料理を作る。

昨日より少し美味しくできた。

それだけでも、結構うれしいものです。
しかも料理は、30代から始めても40代から始めても遅くありません。

むしろ大人になってからのほうが、

「自分はこういう味が好きだ」

「この料理にはこの酒が合う」

「この店の味を自宅で再現してみたい」

と、自分なりの楽しみ方を見つけやすいのではないでしょうか。

節約のために始めた自炊が、いつの間にか趣味になる。

そんなことがあってもいいと思います。

ちなみに私はほぼ毎日自炊しています。外食はほとんどしなくなりましたね。

薄い肉が数枚程度しか入っていない定食が1,000円もするなんて、バカらしいと思ってしまったのがきっかけです。

自分好みの味で作れるようになれば、外食するよりも倍の量を半額程度で作れますよ。

05 料理って、こんなに面白い。大人の心を動かす作品

料理を始めるきっかけは、レシピ本だけではありません。

映画やドラマを観て、「なんか料理してみたいな」と思うことだってあります。

ここでは、単純に「料理が出てくる作品」を並べるのではなく、料理に対する見方が少し変わる作品をご紹介したいです。

これを見れば、きっと料理をしてみたくなりますよ。

食べることについて考えさせられる作品

自然の中で食材を調理する料理人の手元と夕暮れの風景

まず紹介したいのが、ドキュメンタリーです。

『 Cooked: 人間は料理をする 』は、食の専門家マイケル・ポーランが料理の奥深さを探る作品。

火、水、空気、土という4つのテーマから、人間と料理の関係を掘り下げています。

特に「加工食品が与える影響」にも触れており、今回の記事で考えてきた「自分は何を食べているのか」というテーマとも相性がいい作品です。


そして、もっと日常の食事に目を向けたいなら、『 きのう何食べた? 』もおすすめです。

主人公の筧史朗は、仕事帰りに安売りスーパーへ行き、その日の献立を考えて料理を作ります。

豪華な料理ではありません。
むしろ、普通の食材を使った毎日の食卓です。

だからこそ、「自分で作ったものを食べるって、いいな」と思わせてくれます。

自分で料理したくなる映画・ドラマ・ドキュメンタリー

高級レストランの厨房で料理に情熱を注ぐシェフたち

そして今回、絶対に入れたかったのが、『 グランメゾン東京 』です。

「今回の記事に、この作品?」と思う人もいるかもしれません。

確かに、家庭料理の話とは少し違います。

しかし、この作品には今回の記事で伝えたいものがあります。

料理に対する、とてつもない情熱です。

主人公・尾花夏樹は、料理のためならどんな犠牲もいとわない型破りなシェフ。

挫折してすべてを失った男が、もう一度料理の世界で夢を追います。

TBS自身も、この作品を「大人の青春」と表現しています。料理監修には「カンテサンス」の岸田周三氏、協力には服部栄養専門学校が参加しています。

このドラマを観ていると、「料理って、こんなに人を熱くさせるものなのか」と思えてきます。

三つ星レストランを目指すプロの料理人と、自宅で夕食を作る私たち。

やっていることは全く違います。

それでも、

「もっと美味しくしたい」

「昨日より上手に作りたい」

という気持ちは、どこかつながっています。

だから『 グランメゾン東京 』は、料理初心者にも観てほしい。

料理を教えてくれる作品ではありません。

料理に情熱を注ぐ大人たちを見て、自分も何かに熱くなりたくなる作品です。

ほかにも『 シェフのテーブル 』のように、料理人の技術や情熱に迫るドキュメンタリーがあります。

料理界のスターたちが独創性を追求し続ける姿を描いた作品で、「料理とは単に食べるものを作るだけではない」と感じさせてくれます。

こういう作品を観て、「ちょっと料理してみようかな」と思ったら、それで十分です。

映画を観終わったあと、キッチンに立ってみる。

スーパーへ行って、普段買わない食材を一つ買ってみる。

そんな小さな行動から、新しい趣味が始まることもあります。


映画を観るための動画配信サービスに迷っているなら、こちらの記事を参考にしてください。

06 まとめ

自炊の腕を上げた男性が夕食に豪華な手料理を並べてビールを楽しんでいる

外食が減ったなら、料理を始めてみよう

外食が高くなった。

食品について気になるニュースもある。

食品添加物についても、一度くらい自分の食生活を考えてみたい。

そう考えていくと、「じゃあ、自分で作ってみよう」という選択肢が見えてきます。

もちろん、毎日完璧に自炊する必要はありません。

疲れた日は外食でもいい。

コンビニでもいい。

惣菜でもいい。

大切なのは、食事を誰かに任せきりにするのではなく、「自分は何を食べたいのか」を考えられることだと思います。

そして、自炊にはもう一つ大きな魅力があります。

それは、料理が趣味になる可能性です。

30代でも40代でも、料理を始めるのに遅すぎることはありません。

むしろ大人になった今だからこそ、自分の好きな味を探す楽しみがあります。

外食が出来なくなる。
そう聞くと、少し寂しい話に感じます。

でも、それをきっかけに、「だったら、自分で作ってみよう」と思えたらどうでしょう。

節約のために始めた料理が、いつしか休日の楽しみになる。

一品作るたびに、少しずつ腕が上がっていく。

誰かに食べてもらって、「美味しい」と言われる。

そして気づけば、「料理って、面白いな」と思っている。

そんな未来なら、悪くありません。

外食が出来なくなる今こそ、自炊を「我慢」ではなく、大人の新しい趣味として楽しんでみませんか。

本記事はプロモーションが含まれている場合があります

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