夢のようなITの町。島根に移転しよう!
島根県にある津和野(つわの)町は、年間100万人以上が訪れる人気の観光スポットです。
実は、近年「ITの町」としても注目されています。
津和野町はIT企業の誘致に力を入れていて、なんとオフィスの移転や備品購入にかかる費用を補助してくれたり、住宅も格安で住めるよう支援してくれるんです。
現在IT業界では様々なツールが進化しており、PCや環境が揃っていればどこでも仕事をすることができます。もはやオフィスに毎日出勤しなくてもいいんです。
実際にワークスペースやレンタルオフィスなどで働く人が急増しています。
今回はそんなIT業界の人なら思わず引っ越したくなる、津和野町の素晴らしいIT支援の内容をご紹介します!
津和野町とは?
津和野町は島根県の西にある自然豊かな町です。
太鼓谷稲成神社や津和野温泉、日原天文台など様々な観光名所があり、町内は歴史的な建物が多く、「山陰の小京都」とも呼ばれています。年間ではなんと100万人の観光客が訪れる、島根県でも人気の観光スポットなんです。
ただ、住民の過疎化が進み、その活性のためIT企業の誘致に力を入れているのです。
この内容が凄いんです!
出張に必要な交通費を補助
現在の本社から、津和野町内の新事業所への移動に必要な交通費を補助してくれます。
・補助率1/2
・最大50万円/年
・最長3年間
毎月の通信料を補助
インターネットプロバイダとの初期加入負担金と、毎月の使用料を補助してくれます。
・初期加入費用⇒補助率1/2(上限3万円まで)
・毎月の使用料⇒補助率2/3(上限なし、最大5年間)
他にも、新規創業、販路開拓等に利用できる補助制度等もあるそうです。
オフィスも充実
シルク染め織り館だった「高津川清流館」を改装したレンタルオフィスを始め、さまざまなところでレンタルオフィスが利用できます。
しかもなんと、1カ月たったの2万7000円~!しかも空調光熱費込みです!
さらに、オフィス用のデスクやチェア、複合機やホワイトボードまであらゆるものが完備されているんです!
家も格安で住める
住宅も凄いんです。なんと一軒家が月1万円~で借りることができるんです!
空き家となった民家を提供してくれるそうです。ただ古民家的なものが多く、老朽化などが心配ですよね。
でも、なんとリフォーム費用を最大50万円まで負担してくれる「空き家改修補助金」制度があるんです!
これで古くなった部分を改修すれば安心して住むことができます。
もちろん広さは十分で、駐車もできて、庭だけじゃなく畑も付いてくる物件もあるそうです。さらに市役所などが空き家を案内してくれるそうです!
補助を受けられる条件
こんなにも素晴らしい制度ですが、津和野町に行けば誰でも補助を受けられるわけではありません。
以下の条件があります。
・島根県の企業立地計画の認定を受けた事業者であること。
・申請時点では津和野町内に事業所等を保有しておらず、新規に事業所等の開設をお考えの事業者の方であること。
また、ソフト系IT企業を推奨しているようです。これは、補助制度にも限界があるので営業や出張が多い企業よりも、社内でずっと作業を行う開発メインの企業のほうがメリットが大きいからでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
IT企業や支店を考えている方には夢のような話ですよね。
たとえ給料が上がらなくても、支出を大幅に減らすことで豊かに暮らすことができます。
都会では家から会社まで、通勤だけでも毎日2時間くらいはかかっているんじゃないでしょうか。しかも人が多く快適なものではありません。
お金も時間も豊かになるなんて本当にステキですよね。
昔は不便で過疎化した町も、インターネットがある現在では特に不自由することはないでしょう。
もちろんAmazonだって届きます。
これから先の未来は便利になればなるほど、もう都心で働く時代ではなくなっていくのかもしれません。
ただ、島根県はあまりにも遠いし現実的ではないと思う人もたくさんいるかと思います。
支援を行っているのは島根県だけではありません。
各都道府県でも、ITだけではなく様々な補助金や助成金を支援しているものがあるので、ぜひみなさんの住んでいる周辺でどんな支援を受けられるのか調べてみてはいかがでしょうか。