一生使える鉄フライパンは料理も美味しく作れて節約も出来る!
料理をつくるときに絶対にかかせないのがフライパンです!
テフロンやダイヤモンドコーティングなどされたフライパンは食材がこびり付かずとっても便利ですが、コーティングがすぐに剥げてしまい、数年ごとに買い替えなければならないので手間だしお金もかかりますよね…。
そこで絶対オススメなのが鉄製のフライパンです!
鉄のフライパンは10年以上は余裕で使うことができ、一生モノとも言われています。
また、手入れが面倒と言われていますが実はそれほどでもありません!
さらに、鉄のフライパンは料理の仕上がりが比べものになりません!!!
さらに短時間で料理が作れるのでガス代や電気代の節約。また、長く使えるのでフライパン代の節約にもなりますよ!!
今回は、イタリアンで勤めていたこともある筆者が、絶対にオススメしたい鉄フライパンのメリットから、以外とカンタンな使い方まで詳しくご紹介します!
鉄フライパンは料理が好きな人には本当にオススメなんです!!ぜひご覧ください!!
01 鉄フライパンのメリット!
まず、飲食店では必ずといって良いほど鉄のフライパンを使っています。
むしろ、家庭で使っているようなフッ素加工やダイヤモンドコーティングしているフライパンなどはあまり使用していないんですよ。
鉄のフライパンは高熱に耐え、かなりの耐久性があります!
また、表面が焦げても何度でも新品のように再生することができます!
さらに、使い込むうちに油の被膜が鉄板の表面を覆い、食材がこびり付きにくくなり使いやすくなっていきます。
他にもメリットはたくさんありますよ!
・身体に必要な鉄分を吸収できる!
・肉がカリッと焼ける!
・チャーハンがパラっと炒められる!
・焼く、炒める、煮る、揚げるがすべて出来る!
・慣れれば洗うのも、手入れもカンタン!
ちなみに、飲食店ではほとんどが鉄のフライパンを使用しています!!
長く使い込まれていると食材は全くこびり付かないので、テフロン加工などのフライパンを使用する必要がないのです!
02 鉄フライパンの簡単な使い方
鉄フライパンを購入したらまずやるべきなのは「油ならし」です。
簡単に言えばフライパンに油を馴染ませることです。
鉄フライパンの表面には見えない程の小さな穴がたくさんあいています。
この穴に油が入り込むことでフライパンの表面に油の薄い膜がつくられて焦げ付きにくく、錆びにくくなるのです。
この油慣らしが手間と思われがちですが、実はとても簡単です!!
┃油ならしの方法
フライパンの底が見えなくなるくらい(多くても1/3まで)油を入れます。
想像以上に多く入れることがポイントです。
中火で2〜3分加熱し、フライパンに油を十分染み込ませます。
十分に馴染んだら、油はまだ使えるのでオイルポットなどに入れて保存しましょう。
フライパンに着いた余分な油はキッチンペーパーでふき取ってください。
油ならしはこれだけでOKなんです!!
┃調理をするとき
使い始めてすぐの数回は、まだ油がフライパンに馴染んでいないため、料理をすると食材がフライパンにこびり付いてしまうでしょう。
よって、最初にフライパンに多めの油を入れて火を付け、油を十分に馴染ませたら余分な油をポットに戻してから調理を行ってください。
これを「油返し」と言います。
この「油返し」を何度か繰り返していくうちにフライパンに油が完全に馴染んで、テフロン加工されたフライパンのようにこびり付かなくなるのです。
つまり、鉄フライパンは使用し続けて育てていくことで、自分が最も使いやすい最高のフライパンになるのです!!
┃洗う時
鉄フライパンにはしっかりと油が馴染んでいます。
よって、油を落としてしまう洗剤は絶対に使ってはいけません!!!
お湯とスポンジかたわしだけで洗いましょう。
調理後、フライパンがまだ温かいうちにお湯で洗うと簡単に落ちますよ。
落ちにくい場合は竹のササラやスチールタワシでもOKです。
洗浄後は水気をふき取るか、1分ほど火にかけて乾燥させればOKです。
水分が残っていると錆びに繋がるので注意しましょう。
渇いたフキンかペーパータオルで拭くのが1番ですよ。
また、まれにしか使用しない場合は内側、外側に油を薄く塗っておけば錆びません。
ちなみに、飲食店では洗剤でフライパンを洗ってしまうと、とても怒られます。
飲食店での新人あるあるですね。
03 鉄フライパンのお手入れ
鉄製のフライパンは数年使い続けると、特に外側が焦げで真っ黒になってしまうでしょう。
こうなったら洗ってもこすってもなかなか落ちないのですが、焼き切りという作業をすることで新品同様に再生させることができます。
信じられないくらい銀色の輝いたフライパンに戻りますよ。
ちなみに飲食店では、フライパンをそのまま火にかけて焦げを焼いて灰化させます。
あとはフライパンに水を掛けるだけで新品同様に生まれ変わります。
ただし、焦げが灰化するまでにすさまじい煙が出ることと、フライパンが高温によって真っ赤になるので触れることができません。
さらに、水を掛けるとバンッ!!という爆発音がします。
よって、これを家でやると火事や大やけどなど非常に危険なので絶対にやってはいけません!
家でやる場合は↓のようなガスバーナーなどで焼き切りを行いましょう。
1,000~2,000円程度で買えて、ボンベは市販のもので交換できるので便利ですよ。
料理の焦がしや、炙り。さらにBBQの火起こしなどにも使用することができます!
ただし、焼き切りは庭や外などで行ってください。火事や火傷には十分注意しましょう。
焦げが白く灰化さえすれば、あとは冷めてから洗えばカンタンに落とせますよ。
ちなみに筆者が使っているのはこちらです↓
調理用ガスバーナー
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BBQ、料理、お菓子作り、キャンプの炭火起こし、溶接も出来るので便利ですよ!!
04 オススメの鉄フライパン!!
鉄フライパンは、鉄なら何でも良いわけではありません!
選ぶポイントがいくつかあります。
鉄フライパンを購入する際のポイントをご紹介します!!
┃持ち手が樹脂製や木で出来たものは絶対に避ける
鉄フライパンは熱くなりやすいので、使い続けると樹脂は溶け、木は焦げて腐っていくので長く使えず、フライパンごと買い替える必要があります。
持ち手部分は、同じ鉄素材で出来たものを選びましょう。また、鉄素材で出来たものは熱くなりやすいので長めに出来ているのが特徴です。
┃軽いものを選ぶ
鉄フライパンは重いというのがデメリットでしたが、最近では薄くて軽量なものが多くあるので軽量のものを選びましょう。
┃錆びにくいものを選ぶ
油ならしをしなくても、錆びにくく、焦げ付きにくい鉄素材や加工商品が登場しているので最初からそういったものを選ぶのもオススメです。
┃底が深いものを選ぶ
鉄フライパンは重いので、底が薄いものを選びがちです。
ただし、これだと炒め物や煮物や揚げ物などが出来ないので非常に不便です。
底が深いものや中華鍋のように形がまるいものを選びましょう。
┃直径は26cm以上のものを選ぶ
これはフライパン全てに共通することですが、小さいフライパンは使いやすいのですが料理の制限が多くなり不便です。
また、炒め物など全体に火が通りにくく美味しい料理は絶対につくれません!!逆にガス代や電気代が掛かってしまいます。
よって、直径は26cm以上のものをオススメします。それ以上に大きすぎると洗う手間が面倒ですよ。
ちなみに筆者のオススメは26cmです。このサイズなら女性でも使いやすいですし、あらゆる料理に対応が出来ますよ!
さて、選ぶポイントはいろいろありますが、それらを全て踏まえて、筆者がオススメするのがこのフライパンです!
引用:無印良品
無印良品の鉄フライパンです。隠れた逸品でコスパ最強のアイテムです!!
美しい形状ですよねぇ…。
料理が好きな人や多くの調理人がプレイベートでも使用しています。もちろん筆者も愛用しています!!
持ち手も鉄で出来ているので、木製のように焦げないし腐りませんので長く使用できます!
実はこれは本当に大きなポイントです。フライパンを捨てる大きな要因の1つが持ち手が使えなくなることなんです。
引用:無印良品
さらに、底が深く、側面の角度も良いので炒め物で具材が返しやすく、焼きものだけでなく、煮物、揚げ物やカレーやパスタなど、いろいろな料理をつくることができます!
大きさも26cmなので何をつくってもちょうどいいんです!
引用:無印良品
それに何よりも素晴らしいのはこの形状の美しさです!
料理をつくったら、そのままテーブルに出しても絵になるほどムダがなく美しいのです。
また、表面も使っていくうちに良い色の味が出てくるんです!これは男性にしかわからないかもしれませんが…
引用:無印良品
筆者は長年この無印の鉄フライパンを使用しています。
鉄フライパンは熱伝導率がよいので、肉はカリっと、チャーハンはパラっとなります。焼きもの、炒め物が格段においしくなります!
しかも、料理が短時間で済むのでガス代などの節約にもなります!
⇒熱くなりやすくて焦げやすいので、慣れるまで少し火を弱めて使うのもポイントですね。
みなさんもこの鉄フライパンを購入してみてください。
節約だけではなく、料理がもっともっと楽しくなりますよ!
ぜひ愛用のフライパンになるまで育ててみて下さいね!
無印良品 鉄フライパン 直径26cm