体を超ひんやり!最強の冷感スプレーを簡単に手作りする方法!

夏になると体をヒンヤリさせてくれる冷感スプレーはもはや夏の必須アイテムです!
全身に浴びるように使いたいのですが、価格が高いので大量に使えないんですよね…
ある日、いつものように薬局で冷感スプレーを買おうと商品を見ていたら、どのメーカーのものも成分がだいたい「エタノール、メントール、精製水」だけだったんです。
これなら自分でも作れるんじゃないかな?と思い調べてみると、実は簡単に作れることがわかったのです!
しかも、とても安く作れるのでかなりの節約になることもわかったのです!
https://hb.afl.rakuten.co.jp/ichiba/4109bc83.7ce7
今回は、強力な冷感スプレーを自分で作る方法をご紹介します!
01.冷感スプレーとは?

冷感スプレーとはハッカの葉を蒸留したメントールを使用したもので、体にかけるとヒンヤリとした体感効果が感じられます。
ちなみにハッカは日本語で、英語ではMint(ミント)です。
実際に体温が下がっているわけではありませんし、メントール自体が冷たいわけでもありません。
これは、皮膚や粘膜にある冷たさを感じる神経をメントールが刺激するためなんですよ!
特にお風呂に入ったあとの効果は絶大で、まるで冷凍庫の中にいるかのような体感が得られます。
さらに扇風機の風を浴びれば夏でも凍えますよ!
そして、一度これを体験してしまうと夏にはもう手放すことの出来ない必須アイテムとなるのです。
夏になるといろいろなメーカーから↓のような冷感スプレーが販売されますね。
ちなみにこれはシャツクールという冷感スプレーなのですが、ベストセラーの人気商品です!
でも、価格が高いんですよね…
大容量で他のメーカーよりも安いというのがポイントですが、それでも280mlで880円もします…
冷感スプレーは顔以外に浴びるように全身に使うので3日くらいで無くなってしまいます。
でも!
これを自分で手作りすれば驚くほど安く済むのでかなりの節約になりますよ!!
しかも、びっくりするくらい簡単につくることが出来るんです。
02.用意するものは4つだけ!

冷感スプレーを作るのに必要なのはたったの4つだけです。
・メントール結晶
・無水エタノール
・精製水
・スプレーボトル
たったこれだけで出来るんですよ!
これを購入すればあとは簡単に作ることができます。
私が購入した商品のAmazonと楽天のリンクも掲載します。同じものを購入すれば大丈夫ですよ!
もしも、売り切れになっていたら類似商品を購入してくださいね。
ちなみに他のサイトでは水にハッカ油を入れる方法も書いてありますが、水に油は溶けないので全然効果無かったです…
▼メントール結晶
■ハッカ結晶 天然 L-メントール
内容量:100g
・Amazonで商品の詳細をみる
・楽天市場で商品の詳細をみる
これが冷感の元となるメントールの結晶です。量は100gで充分で結構大量に入っています。
100mlに1~2g程度しか使わないので、1人でひと夏なら大量に浴びれるくらいの量がつくれますよ。
▼無水エタノール
■健栄製薬 無水エタノール
内容量:500g
・Amazonで商品の詳細をみる
これはメントール結晶を溶かすために必要です。水ではメントール結晶はぜんぜん溶けません…
また、メントール結晶は40℃以上のお湯なら溶ける冷えるとのですが冷えると再結晶化してしまい、全く冷感スプレーにはなりません。
さらにスプレーのノズルが詰まります…
ちなみにこの無水エタノールに水を入れたものが消毒用エタノールです。みなさんも良く知っている消毒液ですね。
消毒用エタノールは薬局でも販売していますが、アルコール濃度が薄いので結晶が溶けにくいです…
そんなに高くはないので無水エタノールを購入してください。
また、PG(プロピレングリコール)でもよく溶けますよ。ただ肌に付けるとヌメヌメするのでオススメはしません。
▼精製水
■【第3類医薬品】精製水
内容量:500ml
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水道水から蒸留やろ過をして不純物やミネラルを取り除いた水のことです。
医療品や化粧品などを作るときに使用されているのがこの精製水なんですよ。市販の冷感スプレーも精製水を使用しています。
ただ精製水は必須ではありません。気にならなければ水道水でも全然大丈夫です!
水道水には菌が繁殖しないための塩素が含まれていますが、もちろん飲める=安全なので水道水でも問題はありません。
私は水道水をオススメします!
▼スプレーボトル
■アルコール対応スプレーボトル
内容量:200ml
素材 :PE
・Amazonで商品の詳細をみる
・楽天市場で商品の詳細をみる
作成した液体を入れるためのボトルなんですが、普通のボトルは使えないので注意してください!
100円ショップなどで売っているスプレーボトルは主にPET(ポリエチレンテレフタレート)という、いわゆるペットボトルと同じ素材で出来ているのですが、実はこのPETという素材はアルコールに弱いのです。
エタノールはアルコールの一種なので入れるとPET素材の容器は溶けます。
正確に言うと「高濃度のアルコールを入れるとエステル交換という反応が起こり、ボトルの強度が低下する」とのことなんです。
つまり時間が経つと容器に穴が開いたり、溶けた容器と混ざり中身が変化してしまうのです…
よってPET素材ではなく、耐薬品性の材質であるPE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)素材のボトルを購入してください。
市販の冷却スプレーが入っていたボトルもPEかPPで出来ているはずなので、そのまま再利用しても大丈夫ですよ。
ガラス製も大丈夫です。ただ重いのでオススメはしません。PS(ポリスチレン)はメントール成分で溶けてしまうのでNGです。
最近では100円ショップでも販売していますが素材が高いので小さいものしかないです。
03.冷感スプレーの作り方
冷感スプレーの作り方をご説明します。作り方はとても簡単ですよ。
私の場合は市販よりも強力な冷感効果が欲しかったのでメントールの量は多めにしています。
▼冷感スプレー200mlを作る場合
①清潔なスプレー容器に無水エタノール40mlを入れる
↓
②メントールクリスタルをティースプーン1杯くらい入れて容器を振って全部溶けるまで混ぜる。
↓
③精製水(水道水)160mlを加え、容器をよく振って全体を混ぜる。
↓
④よく混ざったら完成!
これだけで市販のものよりも強力な冷感スプレーをつくることができますよ!メントール結晶が再び固まってしまったら無水エタノールを少し入れれば溶けますよ。
さらに!これにレモングラス、ユーカリ、シトロネラなどの精製油を入れれば虫よけ効果もプラスできますよ!
精油は数滴でOKです。入れやすいように買う時は絶対にスポイト付を選んでくださいね。
↓の商品は私が愛用している天然100%のMAYJAMのアロマ精油です。
アロマとして使ってもすごい良い香りだし、100mlも入っていてかなり長く使えるのでコスパ最高でオススメですよ!
▼レモングラス精油
■MAYJAM エッセンシャルオイル レモングラス精油
内容量:100ml
・Amazonで商品の詳細をみる
▼ユーカリ精油
■MAYJAM エッセンシャルオイル ユーカリ精油
内容量:100ml
・Amazonで商品の詳細をみる
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▼シトロネラ
■MAYJAM エッセンシャルオイル シトロネラ精油
内容量:100ml
・Amazonで商品の詳細をみる
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04.冷感だけじゃない優れた効果!
メントールの元であるハッカ(ミント)はハーブでもあります。
よって、メントールが入った冷感スプレーは、冷感だけではなくさまざまな優れた効果があるんですよ!
・衣類に吹きかけると香りによるリラックス作用があります。
・熱めのお風呂にメントール結晶を入れるとヒンヤリ風呂になります。
・靴に吹きかけると消臭作用があります。
・メントール結晶をタンスに入れると、カビやダニ臭の防止になります。
・メントールにはゴキブリやハエなどが大嫌いなハッカの含有量が非常に多いため、虫よけ効果があります!
・メントールは鼻づまりの症状を和らげてくれます。
05.自作するときの注意点
ここでは自作スプレーの注意点を説明します。
・メントール成分が濃いので目や粘膜に入ると強い刺激に襲われますので顔に使用するのは絶対にヤメましょう!
・消毒成分であるエタノールが入っているので菌は繁殖しにくいですが直射日光は避けましょう!
⇒今回私が紹介しているボトルは遮光機能もあるので大丈夫ですよ。
・水道水を使用する場合は、消毒成分である塩素があるほうが菌が繁殖しないので浄水ではないほうが安心です!
・念のため2週間程度を目安に使い切りましょう。でも2週間が過ぎたら絶対にダメということではありません。
06.まとめ

夏に必須の体をひんやりとしてくれる冷感スプレーは値段が高いので大量に使用することができませんよね。
実は市販されている冷感スプレーは成分がどれもほとんど同じで、「エタノール、メントール、精製水」で出来ています。
Amazonや楽天ならこの材料は全て売っていて簡単に購入出来ます。
しかも、どれも安くて簡単に作れるので格安で大量に作成できるので自作する方がはるかにおトクなんです。
上記でご紹介した素材を購入し、ご説明した作り方どうりに作ればどの市販のものよりも強力な最強の冷感スプレーが作れるのでぜひ試してみてください!
毎年、温暖化のせいで夏の気温は上がっています。
ぜひ、冷感スプレーを自作して快適に夏を過ごしてくださいね!


























