植物肉って本当に美味しいの?代替肉が絶対必要になる4つの理由!
世界中で深刻化している地球温暖化。毎年自然災害が悪化し続け、生体系にも大きな影響が出ています…
その温暖化の改善策の1つして、環境にやさしい植物からつくる代替肉が登場しました。
代替肉は現在では「植物肉」という新しいジャンルとなり、その市場はなんと2022年には世界で79億ドル、2027年には160億ドルまでに広がると予想されています。スゴイですよね!
でも…
本当にそんなに「植物肉」が広がっていくのでしょうか?
ハッキリ言って動物のお肉よりも美味しいとは思えませんし、需要が増えるとは全く思えません…
一部の人には需要はあると思いますが、普段お肉を好きで食べている人には必要ないですよね。
そこで、本当に「植物肉」は必要なのか。本当に拡大しているのか。本当にそこまで美味しいのか。などを調査してみました!
すると、意外な真実がありました。「植物肉」は我々人類の未来に絶対に必要なものだったのです!
植物肉なんて必要無いと思っている人もぜひご覧ください!
01.植物肉はなぜ生まれたの?
植物肉とは、大豆や小麦、エンドウ豆、ソラ豆といった植物性原料を使用した代替肉のことです。
他にも「プラントベースミート」「大豆ミート」などとも呼ばれています。
そもそもこの植物肉はなぜ生まれたのでしょうか?
植物肉はヴィーガン(卵や乳製品を含む、動物性食品を全く食べない完全菜食主義者)の方や宗教上や動物愛護でお肉を食べれない人などの為に作られたものですが、環境問題や健康にも良いとされ世界中で広がっていきました。
特に米国や北欧では市場が急速に拡大していますが、日本ではスーパーやコンビニで見かけるようにはなりましたが手に取っている人はあまりおらず、まだまだ広まっていないのが現状です。
ちなみに日本の市場規模は2019年に15億円で2025年までに40億円になると見込まれているんだそうです。
数字だけみると意外にもあるんだな。といった感じですね。
植物肉が市場に出だした頃は、味も食感もお肉には程遠くて、決して美味しいものではありませんでしたが、現在では技術が進化して動物性の肉と変わらない食感にまでなりました。
冷凍食品やレトルト商品をはじめ、飲食店でも植物肉を取り入れたメニューがどんどん増えています!
02.「植物肉」は必要あるの?
植物肉がヴィーガンや宗教上食べれない人のために需要があるのはわかりましたが、そもそもそこまで市場が拡大するほど必要があるものなんでしょうか?
いくら技術が進化したとはいえ、ハッキリ言って動物性のお肉のほうが美味しいです。
個人的には植物肉を買うことなんて無い。とまで思っています。
ではいったい、なぜこんなにも市場が拡大しているのでしょうか?
その理由を調べてみました。
環境負荷を軽減できる!
鶏、豚、牛などの飼育には、広大な土地や大量の水と飼料が必要です。
また、大豆やトウモロコシといった大量の飼料の育成にも多くの水や土地は必要になります。
例えば牛肉1kgを生産するためにはトウモロコシが11kgも必要になるんだそうです。
このように飼育するだけでも水不足や水質悪化など地球への環境負荷は大きいんだそうです…
また、動物は呼吸をするので二酸化炭素による温暖化問題もあります。
特に牛のゲップから出るメタンガスは二酸化炭素よりも温室効果が高いので地球温暖化を促進する原因なのです。
でも植物肉なら遥かに少ない資源で効率的に生産が可能で、温室効果ガスの排出量も牛の20分の1以下で済むんだそうです。
例えば牛肉の消費量のわずか5%を植物肉に置き換えるだけで、温室効果ガスの排出量を年間に最大800万トンも削減できます!
肥満問題を改善できる!
現在、世界ではなんと10億人以上もの人が肥満で、このままだと2025年までに「世界の成人の5人に1人が肥満になる」んだそうです…
肥満になると糖尿病、高血圧、心血管疾患、特定のがんなどの慢性疾患のリスクがとても高くなるため危険です。
この肥満問題は実は世界中の問題となっていて、その有効な対策の1つが植物肉なんだそうです。
植物由来が原料の植物肉は動物性の肉と比べて、悪玉コレステロールや中性脂肪を上昇させる飽和脂肪酸がほとんどありません。
さらに、食物繊維やタンパク質を豊富に含み、低カロリー、低脂質であるため、肥満防止に大きな効果があるんだそうです!
食糧危機を解決できる!
世界の人口は増え続けており、2022年11月には世界の総人口が80億人を突破しました。
さらに2050年には97億人を超えると予測されています。
しかし、増え続ける人口に対して地球の資源は減り続けています。
植物肉なら環境負荷が小さいため供給を増やすことが出来るので、食糧危機を解決することが出来ます!
つまり。
植物肉は地球の温暖化問題や環境保護、人類の肥満化問題、食糧危機に対し大きく改善することができるんです!
これらの理由によって人気が高まり、世界中でその市場が急速に拡大していたのでした。
植物肉って、実は凄かったんですね。地球の未来を救うための救世主だったのです。
なんか… 今までゴメンナサイ…。
03.植物肉のメリット
植物肉は地球問題の改善に大きく貢献できることがわかりました。
他にも植物肉のメリットはあるので簡潔にまとめてみました。
- 環境負荷を低減できる
- 高タンパク質
- 低カロリー
- 低脂質
- 食物繊維が豊富
- コレステロールがない
- ヴィーガンやベジタリアンでも食べられる
04.植物肉のデメリット
植物肉にはメリットが大きいことがわかりましたが、デメリットはあるんでしょうか。
そこで植物肉のデメリットを調べてみましたよ。
・まだまだ価格が高い。
代替肉事業はまだ歴史が浅いので、大量生産ができる環境が整っていないためです。
・本物の肉の味ではない。
植物肉は技術の進化によって、肉と同じ食感は出せるようになりました。
ですが、肉が持つ旨味は無いので味はまだまだ程遠いと言えます。
例えば豚汁のような豚肉の旨味や、焼肉のあの香ばしい肉の香りなどは再現出来ないのです。
でも、例えばひき肉を使った料理のように、スパイスや調味料などでちゃんと味付けをする料理であれば充分に代用できます。
ハンバーグやハンバーガー、餃子や麻婆豆腐、ミートソースなどには最適でしょう!
・植物肉では取れない栄養素がある
動物性にしか含まれていない栄養素であるビタミンB12や、牛肉にしか含まれていない抗酸化物質のアラントイン・アンセリン・システアミンや不飽和脂肪酸のドコサヘキサエン酸などは植物肉では摂取が出来ません。
よって他の食材やサプリなどで補う必要があります。
ですが将来的に植物肉にこういった栄養素が付与されるようになるのかもしれませんね。
05.まとめ
植物肉が急速に市場を拡大している理由は、ヴィーガンや宗教上や動物愛護で肉を食べれない人のためだけでなく、温暖化問題、肥満問題、食糧危機など深刻な地球環境問題を大きく改善することができることだということがわかりました。
植物肉は我々人類にとって今後なくてはならないものだったのです。
また、代替肉は始まったばかりである事業であるため価格がまだまだ高いなどという課題があります。
ですが、既に地球温暖化問題は深刻化していて自然災害は毎年悪化しています。
日本でも夏の最高気温が毎年上がり、その期間も四季の中で最も長くなってきています。
さらに海温の上昇によって生態系も深刻な影響が出ており、あと数年もすれば低温の海底でないと生きられないカニがどんどん消えており、あと数年で食べれなくなると言われています。
このように我々はすでに深刻な環境問題に直面しているのです…
我々一人一人がこれからの食事に少しずつでも植物肉を取り入れていけば環境改善に繋がっていくのです。
最後に、みなさんにも植物肉をもっと知り、食べていただけるために植物肉を作っている日本の企業をご紹介します!
創業160年の老舗豆腐屋である『染野屋』が、大豆を知り尽くしたからこそ出来た代替肉「SoMeat」です。
■『SoMeat』公式サイト
https://shop.somenoya.com/
なんと8年もの歳月をかけて完成したSoMeatは、お肉と変わらない食感と美味しさによって、これまでの「植物肉はお肉にはまだまだ程遠い」という常識を覆した「新時代のお肉」として、テレビやネットで「本当にお肉みたい!」と話題の大豆ミートです。
しかも、保存料や着色料、合成添加物も不使用という安心・安全なんです!
私はお試しセットが安かったので購入してみました。一般のソイミートは水で戻してから調理など手間なのですが、SoMeatは調理済みの冷凍タイプでした。
冷凍食品と同じですね。
内容は生姜焼き(100g)、炙り焼(100g)、プルコギ(100g)、から揚げ(500g)、餃子(18×10個)という大ボリュームの内容でたったの3,730円(税込)でした!
■ソミート お試しセット
≫公式サイトでみる
大豆ミートでよく言われる大豆特有の臭いは全くありませんでした。味付けもこだわっているだけあって美味しいです!
食感はリアルにお肉なのでびっくりしましたね。
大豆が原料なので、もっと粉っぽくてパサパサしているのかと正直期待は一切していなかったのですが、普通にお肉です。
これ、言われなければ絶対に大豆で作ったとはわからないです!
『植物肉の進化ってすごいな~!』
というのが素直な感想ですね!
他にもお試しセットや、ミンチ(ひき肉)、キーマなどいろいろな商品があるので詳しくは公式サイトをいろいろと見てみてください!
↓のリンクから「SoMeat」の公式オンラインストアにアクセスできます。
ぜひみなさんも深刻な地球環境の改善や自分の健康のためにも植物肉を取り入れてみてください!